豊橋市議会 > 2022-03-29 >
03月29日-06号

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  1. 豊橋市議会 2022-03-29
    03月29日-06号


    取得元: 豊橋市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-14
    令和 4年  3月 定例会議事日程(第6号)                      令和4年3月29日 午後1時開議第1 議案第4号 令和4年度豊橋市一般会計予算第2 議案第5号 令和4年度豊橋市競輪事業特別会計予算第3 議案第6号 令和4年度豊橋市国民健康保険事業特別会計予算第4 議案第7号 令和4年度豊橋市総合動植物公園事業特別会計予算第5 議案第8号 令和4年度豊橋市公共駐車場事業特別会計予算第6 議案第9号 令和4年度豊橋市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算第7 議案第10号 令和4年度豊橋市後期高齢者医療特別会計予算第8 議案第11号 令和4年度豊橋市水道事業会計予算第9 議案第12号 令和4年度豊橋市下水道事業会計予算第10 議案第13号 令和4年度豊橋市病院事業会計予算第11 議案第17号 豊橋市の政策推進における部等の役割を定める条例の一部を改正する条例について第12 議案第19号 豊橋市職員定数条例の一部を改正する条例について第13 議案第20号 豊橋市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例について第14 議案第21号 豊橋市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について第15 議案第22号 豊橋市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について第16 議案第23号 豊橋市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例について第17 議案第24号 豊橋市教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例について第18 議案第25号 豊橋市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について第19 議案第26号 豊橋市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例について第20 議案第27号 豊橋市市費負担教員の給与等に関する条例の一部を改正する条例について第21 議案第28号 豊橋市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例について第22 議案第31号 豊橋市手数料条例の一部を改正する条例について第23 議案第32号 豊橋市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について第24 議案第33号 とよはし産業人材育成センター条例について第25 議案第34号 豊橋市漁港管理条例の一部を改正する条例について第26 議案第35号 豊橋市道路占用料条例の一部を改正する条例について第27 議案第36号 豊橋市海岸占用料等徴収条例の一部を改正する条例について第28 議案第37号 豊橋市営住宅条例の一部を改正する条例について第29 議案第38号 豊橋市地域防災計画に定める大規模な工場その他の施設の用途及び規模を定める条例について第30 議案第39号 豊橋市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について第31 議案第40号 市道の路線廃止について         (大岩町・飯村町1号線以下38路線)第32 議案第41号 市道の路線認定について         (高田町・天伯町31号線以下49路線)第33 議案第42号 物品購入契約締結について         (エンジン式フォークリフト教習車仕様))第34 議案第43号 包括外部監査契約の締結について第35 議案第18号 豊橋市個人情報保護条例の一部を改正する条例について第36 議案第29号 豊橋市長の調査等の対象となる法人を定める条例の一部を改正する条例について第37 議案第46号 令和3年度豊橋市一般会計補正予算(第18号)第38 議案第47号 令和3年度豊橋市公共駐車場事業特別会計補正予算(第1号)第39 議案第48号 豊橋市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について第40 議案第50号 固定資産評価員の選任について第41 議案第45号 教育委員会教育長の任命について第42 議案第49号 副市長の選任について第43 報告第4号 専決処分の報告について         (議決事項中変更について)本日の会議に付した事件1 陳情審査結果の報告について2 日程第1.議案第4号令和4年度豊橋市一般会計予算から、日程第34.議案第43号包括外部監査契約の締結についてまでの34件3 日程第35.議案第18号豊橋市個人情報保護条例の一部を改正する条例についてから、日程第40.議案第50号固定資産評価員の選任についてまでの6件4 日程第41.議案第45号 教育委員会教育長の任命について5 日程第42.議案第49号 副市長の選任について6 日程第43.報告第4号 専決処分の報告について7 議案会第2号 ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に対する政府対応に関する意見書出席議員 35人     本多洋之             伊藤哲朗     石河貫治             宍戸秀樹     梅田早苗             及部克博     古池もも             山本賢太郎     二村真一             近藤修司     中西光江             鈴木みさ子     川原元則             長坂尚登     尾崎雅輝             近藤喜典     松崎正尚             市原享吾     小原昌子             山田静雄     向坂秀之             尾林伸治     星野隆輝             斎藤 啓     堀田伸一             伊藤篤哉     豊田一雄             坂柳泰光     古関充宏             田中敏一     近田明久             沢田都史子     鈴木 博             芳賀裕崇     寺本泰之欠席議員 なし説明のため出席した者     市長        浅井由崇   副市長       杉浦康夫     総務部長      稲田浩三   財務部長      朽名栄治     文化・スポーツ部長 伊藤紀治   健康部長      撫井賀代     建設部長      広地 学   消防長       小清水宏和     教育長       山西正泰   教育部長      種井直樹職務のため出席した者     事務局長      小田恵司   議事課長      前澤完一     庶務課長      中木真一   議事課長補佐    権田 功     議事課主査     石川さおり  議事課主査     高岸修司     書記        河西雅朗   書記        杉浦文香     行政課長      前田 出     午後1時開議 ○田中敏一議長 ただいまから本日の会議を開きます。----------------------------------- 日程に入る前に、御報告申し上げます。 去る3月9日の本会議において、委員会に送付しました陳情について、予算特別委員会委員長からは、当局において慎重に検討し、処置されるよう要望することに決定した旨の報告がありました。----------------------------------- これより日程に入ります。 日程第1.議案第4号令和4年度豊橋市一般会計予算から、日程第34.議案第43号包括外部監査契約の締結についてまでの以上34件を一括議題といたします。 さきに審査を付託いたしました委員会委員長の報告を求めます。 予算特別委員会小原昌子委員長。     〔小原昌子予算特別委員長登壇〕 ◆小原昌子予算特別委員長 本委員会に付託されました議案第4号令和4年度豊橋市一般会計予算をはじめとする34議案につきましては、3月24日に審査を終了いたしましたので、その審査経過の概要及び結果を御報告いたします。 各議案については、7日間にわたり委員会を開催し、当局から順次説明を求め、質疑応答が交わされた後、賛否意見の表明がなされました。 では、採決の結果を申し上げます。 初めに、議案第4号については、起立採決の結果、起立多数をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第5号及び議案第7号から議案第9号まで、議案第11号から議案第13号までの以上7件については、いずれも異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第6号及び議案第10号の以上2件については、起立採決の結果、起立多数をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第17号、議案第19号から議案第24号まで、議案第27号、議案第28号、議案第31号、議案第34号から議案第41号まで、及び議案第43号の以上19件については、いずれも異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第25号、議案第26号及び議案第32号の以上3件については、起立採決の結果、起立多数をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第33号及び議案第42号の以上2件については、起立採決の結果、起立多数をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。 以上、御報告といたします。 ○田中敏一議長 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○田中敏一議長 質疑なしと認め、以上で質疑を終わります。 これより討論に入ります。討論の通告がありますので、発言を許します。 初めに、中西光江議員。     〔中西光江議員登壇〕 ◆中西光江議員 日本共産党豊橋市議団を代表して、3月定例会に上程された諸議案についての討論を行います。 まずは、各議案に対する態度です。議案第4号令和4年度豊橋市一般会計予算、議案第6号令和4年度豊橋市国民健康保険事業特別会計予算、議案第10号令和4年度豊橋市後期高齢者医療特別会計予算、議案第25号豊橋市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、議案第26号豊橋市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例について、議案第32号豊橋市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、以上の6議案について反対です。他の議案については賛成です。 以下、その理由について述べます。 令和4年度の豊橋市の予算は、第6次総合計画の2年目として、目指すまちの姿の実現に向けた基盤づくりを着実に推進するものとしております。新型コロナウイルス感染症対策に万全を期すとともに、新しい生活様式への対応や地域経済の活性化、そして選ばれるまちの実現に向けた取組を四つのプロジェクトを立ち上げて施策の推進を図る予算が特徴となっております。 人づくりに重点、選ばれるまちづくり予算として、未来の担い手を育てていくために令和3年6月に立ち上げた人づくりNo.1をめざすまちプロジェクトに沿って、子育てや教育分野に重点を置いた取組が進められます。保護者の経済的負担の軽減が図られるため、新たに所得制限なく第2子の保育料無償化と副食費の負担軽減を行います。 また、保育士等の処遇改善には、国の保育士等処遇改善臨時特例事業とともに豊橋市独自に上乗せして賃金改善に取り組むなど、日本共産党豊橋市議団が繰り返し予算要望してきた施策について拡充されることとなり、評価いたします。 しかし、今回、浅井市長の公約であった小学校給食費無償化の予算が先送りされたことは、市民の皆さん方が強く期待していただけに残念に思っております。浅井市長は、在任中には実現したいと言っておられますので、今後に期待します。 それでは、反対する各事業について申し述べます。 総務管理費の市職員の期末勤勉手当の改定についてです。 人事院勧告を踏まえ、市職員の期末手当の支給率を6月期と12月期の2回に分けて合計0.15か月引き下げられます。1人当たりの年間平均影響額は、一般職で最高12万2,000円、再任用で最高約2万9,000円、会計年度任用職員は約2万6,000円ということを質疑の中で確認しました。 市職員の皆さん、特にコロナ禍において医療、保健、保育、介護などケア労働に携わる方は、感染リスクの不安を抱えながら市民の命や健康を守るために頑張っておられます。市職員の安定的な確保のためにも、期末手当を減らすことは認められません。とりわけ会計年度任用職員の一時金は、令和2年度より月給を削って支給されることに変更されており、今回の引下げによって不利益を被ることになり、納得できません。市職員の期末手当の改定は反対です。 公的部門(保育等)における処遇改善についてです。 会計年度任用職員である保育士、児童クラブ支援員及び養護員の報酬が3%引き上げられますが、正規職員は対象ではありません。民間で働く保育士は、国の3%の補助に加え、豊橋市独自に1%上乗せして賃金改善されることを考えますと、公立園の全ての保育士の処遇を引き上げ、安定的な保育士確保につなげていく必要があったと考えます。 水資源対策費についてです。 水源地域対策特別措置法に基づく水源地域整備事業負担金は前年度とほぼ同額、水源基金による水源地域対策事業負担金については、前年度の約3.5倍の予算が組まれています。設楽ダム建設事業は、地盤強化のための工法の変更や事業期間の延伸などにより、当初の予定よりも事業計画が延伸され、費用が増大してきております。 しかし、近年豪雨災害が頻発する下でダムの治水効果についての考え方も変化しており、ダムや堤防の整備を進めても豪雨による浸水被害を防ぐことができずに、国や流域自治体が協力して流域治水にかじを切るという方向になってきています。利水についても、豊川総合用水事業の完成によりダムの必要性がなくなっています。県、国が行う事業とは言え、豊橋市としても下流自治体として事業の費用負担をするだけではなく、年度ごとにしっかりと現地を確認し、該当する工事の進捗状況や該当箇所の確認を行うとともに必要性についての検証も改めて行うべきです。 後期高齢者福祉医療費助成事業費についてです。 後期高齢者福祉医療費助成事業のうち、一人暮らしで年収が80万円以下の方への医療費の助成について新年度は見直しをし、新規の申請は8月以降行わないことにするということです。新規の受付件数は年50人程度ということで、影響額は約250万円にとどまるものです。 年金が4月から0.4%の引下げとなり、灯油や電気、ガス代、食料品などの値上げが相次ぐ中で、収入の低い高齢者の医療費の窓口負担を免除するこの制度は継続すべきで、新規受付を終了する今回の見直しは反対です。 地域自立生活支援事業費給食サービス事業費についてです。 給食サービスが3年前に見直しとなり、配食数はそれまでの3分の1に激減し、令和元年度から毎年予算額が減少し続けています。その理由として、体重減少や栄養状態を示す検査の数値という豊橋独自の基準を設け、サービスの対象者を絞ったからです。 給食サービスには、低栄養状態の一人暮らしなどの高齢者の方への食事代の補助とともに、見守り、声かけなど安否確認の役割もあり、近隣市町村では豊橋市のような数値で対象者を絞るということは行っておりません。コロナの影響などで、高齢者の中では心身の虚弱状況に陥る方が増えたり、外出ができない状況が続いており、見守りが必要な人が増えています。必要な人が給食サービスを受けられるよう、検査データの判断ではなく、生活状況を確認して判断をしていただきたいと思います。 イマージョン教育推進費についてです。 八町小学校で実施されている、国語と道徳以外の科目を英語で習得させるイマージョン教育は3年目を迎えます。新年度においても、各学年定員25名のクラスに、担任のほか外国人英語指導員と教材のための翻訳業務を担当する職員2名、イマージョン学級コーディネーターが1名、市費で配置されています。小学校の教員で英語にたけた人が一つの学校に集中して配置されるということもあります。 新年度の1年生の募集には、募集人数の2.2倍の応募があり、希望した児童の2人に1人も入れません。兄弟で希望しても抽選で漏れれば、別々の小学校に通うこととなります。 公教育において、一部の児童に手厚い教職員の配置を行い、抽選でその教育が受けられるという状況が認められるものでしょうか。豊橋市の公立小学校におけるイマージョン教育コースについては、新規の募集をやめ、制度の解消を図るべきです。 児童クラブ運営事業費についてです。 子どもたちの生活の場としてなくてはならない放課後児童クラブ・学童保育では、多くの子どもたちがコロナによる感染を避けながら共に過ごすために、支援員・指導員にも運営する人たちにも大変な負荷がかかっています。 新年度予算では感染防止のための補助が継続して盛り込まれていますが、学童・クラブの指導員の処遇は、国の処遇改善臨時特例事業によって9,000円程度処遇改善分の補助の上乗せがあったものの、まだまだ安定的に働き続けることができる処遇の改善には桁が一つ違います。 また、国は家賃・地代の補助、周辺業務を行う職員配置費用の補助などのメニューも提示しておりますが、豊橋市は家賃・地代は設立新年度のみの支給として、コロナ対応で増える事務仕事などの負担が増える中で職員配置費用補助は事業化しませんでした。 市内で2年続けて父母会が運営する学童保育が事業撤退をし、公設のクラブが設立されています。行き場のない子どもがないような迅速な対応は評価いたしますが、民設民営の学童保育が運営できなくなってしまう事態は避けていく必要があります。 コロナ対応指導員確保などの運営に関わる業務の負荷を軽減していくためにも、指導員の処遇の改善による安定的な確保、事務負担の軽減につながる運営費の補助拡充が必要です。 のびるんdeスクール運営事業費についてです。 令和4年度では、既に実施している12校に加え、2学期から40校で実施し、合わせて全52校での開催となります。週5日の実施から週2日から3日開催、その開催日の全てをスポーツ、アカデミー、カルチャーの3部門を中心にした特別教室に充てるという形に見直すということです。 のびるんdeスクールの必要性、開催内容、講師の選定方法など明確になっていない中で、全校実施を急ぎ過ぎていること、特に外部講師についてはこれまでの実績のある人材を中心に進めているということでしたが、市の進める事業として選定方法を明瞭にする必要があると思います。一定の基準を示し、講師は公募すること、その上で教室の内容や講師一覧をホームページに公開し、保護者や市民から分かりやすい事業にしていくことは、この事業を進める大前提であると思います。 低炭素型社会推進事業費気候変動対策ゼロカーボンシティとよはしを目指す取組についてです。 昨年、グラスゴーで開かれたCOP26では、世界の平均気温の上昇を1.5度に抑える努力を追求する合意がされ、温暖化の主たる原因となっている温室効果ガスの排出を2050年までに実質ゼロを達成する必要があるとしています。そのためには、2030年までに2010年比で45%を下回る目標を掲げることとされました。 豊橋市は2010年比で46.3%となる削減目標を持ち、2050年のゼロカーボンの実現へ市の機構も変え、取り組むとしています。新年度は、ゼロカーボンシティとよはしの実現への普及啓発に取り組むとともに、新規事業として市の大規模施設でのPPA事業家庭用パワーコンディショナーの更新補助、そして事業者向けにも太陽光発電設備の補助制度を新設しています。事業体としての市のCO2排出量削減の取組も含め、積極的な姿勢を評価いたします。 国民健康保険事業特別会計についてです。 令和4年度の国民健康保険税調定額は、4億円の繰越金などの活用などにより、実質プラス1.2%の引上げに抑えているとのことでした。しかし、所得割や均等割の引上げにより、所得が一定ある世帯や被保険者の多い世帯は増額となります。今年度21億円に増えた繰越金と財政調整基金の5億円をさらに活用すれば、1世帯当たり2万円を引き下げてもまだ10億円残ることとなり、思い切った繰越金や基金の活用をすべきです。 また、国の制度の改正により、子どもの均等割の減額が、未就学児に限定されるもののようやく実現に至ったということについては、一歩前進ということで評価するものですが、県内を見ても一宮市、設楽町で18歳までを対象年齢とした減免制度を既に実施しており、豊橋市としても独自の減免制度の拡大を図るとともに国への要望を今後も継続し、高すぎる国民健康保険税の負担軽減を進めていくことが重要です。 後期高齢者医療特別会計についてです。 後期高齢者医療保険料が、1人当たりではこれまでより1,075円下がりますが、均等割の引上げにより70%という多くの方が負担増になり、賦課限度額の引上げにより最大で2万円の増加となる方が2%いるということです。 また、10月から単身で200万円以上、複数世帯で320万円以上の年収の方について、病院の窓口負担2割の導入が予定されています。このことによって軽減される現役世代の負担軽減効果は、1人当たり年間700円に過ぎないにもかかわらず、豊橋市では1万人の高齢者の窓口負担が2倍になり、受診控えも危惧されるなど、計り知れない影響が及びます。 年を取れば病院にかかることが増えるのは必然で、誰でも安心して病院にかかることができるようにすることこそ、国や自治体の役割ではないかと考えます。窓口負担が2割に引き上げられることを前提とすることからも、予算案には反対です。 以上で、議案への討論を終わります。 最後に、この3月をもって豊橋市役所を退職される皆さんに一言申し上げます。 長きにわたって市民の暮らし、文化、産業の向上に尽力くださり、心より感謝いたします。とりわけコロナ禍の2年間は苦労が多かったかと存じます。誠にありがとうございました。4月から新たな人生を歩まれるに当たりまして、長年培った経験を生かし、地域のために御活躍されますことを祈念いたしまして、結びの挨拶といたします。 ○田中敏一議長 次に、近藤喜典議員。     〔近藤喜典議員登壇〕 ◆近藤喜典議員 私は、自由民主党豊橋市議団を代表して、本定例会に提案されている全ての議案に対して、賛成の立場で討論をさせていただきます。 まず初めに、新型コロナウイルス感染症対策について。 相談・受診・検査・医療提供体制の確保、ワクチン接種、公共施設の感染症対策は、従来から進めてきた対策にとどまり、豊橋独自の新たな対策がないことは非常に残念であり、引き続きアフターコロナを見据えた対策を強く求めます。 人づくりNo.1をめざすまちプロジェクトにおける保育料などの負担軽減施策の拡充について。 保育所・認定こども園の第2子の保育料を軽減することは、子育て世帯への負担軽減になることから理解をいたしますが、保育を希望する児童の全てがスムーズに入園することができるか、疑問が残ります。現状でも年度途中の入園が希望どおりにいかず、不安やストレスを抱える保護者の事例があるからであります。 また、利用児童の増加見込みについて、これまでの無償化実績からは微増との考えでした。ならば、高所得者世帯への無償化効果は小さいと言えます。そして、実績データから大半の利用児童の世帯収入は400万円から1,000万円で、これまでの無償化を実施してきた対象外への世帯の拡充であり、微増と判断できるものではなく、我が団としては入園希望者は増加すると見込み、増加による受入れ体制を各園が整えることは難しいと考えます。 本市は国基準よりも手厚い保育を実施しており、昨今の保育士事情からも、特に保育士確保が見通せない中で無償化を実施しても、希望どおり入園できない状況が多発する可能性を否定できないと判断するからであります。 事業実施は令和4年9月からであることから、早急に本事業に伴う入園希望児童数見込み調査などを実施し、公共・民間保育園・こども園の受入れ可能な施設の確認及び保育士確保が必要と考えます。 以上のことからも、受入れ体制を整えること、希望する園で保育が受けられること、保育利用料がかからないこと、この3点全てがそろって初めて子育てに手厚いまち豊橋を実現することにつながっていきます。 今後の人づくりプロジェクトの議論の中で議論を深めていくと同時に、以下2点を強く求めさせていただきます。 保育園を希望する家庭が、地理的に希望する保育園もしくは子ども園に入れるように定員の確保をし、待機児童、隠れ待機児童も生じさせないように努めること。 0~2歳児の受入れには保育士の確保が必要であり、将来にわたり十分な保育士の確保とそれに向けた処遇改善に努めること。 次に、産業振興についてであります。 福祉政策をはじめ、市民サービスの向上、拡充を進めるためには、産業振興による安定した財源確保が成長戦略には必須であります。 企業版ふるさと納税の活用は、本市にとって事業資金の財源確保の有力なツール、選択肢の一つであります。また、寄附する企業にとっては、最大約9割に当たる額の減税効果が得られるだけではなく、社会貢献によるイメージアップや知名度の向上、地方自治体とのパートナーシップの構築などが期待でき、市民サービスの向上につながります。現状では活用が不十分です。今後は、さらなる企業版ふるさと納税の活用促進を強く望みます。 産業振興として新しい予算、スタートアップ支援事業費ととよはし産業人材育成センター管理運営事業費についてでございます。 自民党豊橋市議団の質疑に対し、答弁では、共に計画性が乏しく、新たな成長戦略につながると実感できるものは残念ながらありませんでした。 スタートアップでは、ベンチャーと異なり、そのビジネスモデルの革新性、解決される社会課題の大きさを共有する企業であると言われております。明らかにベンチャーとは異なるものです。スタートアップ支援事業ということで、市民は大きな期待を抱くはずでございます。この事業がベンチャー支援ということになれば、市民の期待を裏切ることになると考えます。令和4年度にスタートアップ4件から5件を支援するという目標をしっかりと実現していただきたいと思います。 とよはし産業人材育成センターにおける事業内容について、答弁ではAIや新たなテクノロジーに触れ、知ってもらうことというようなお答えでした。しかしながら、その程度のことは今やインターネット上に情報が大量にあふれております。 双方の事業に対し、イノベーション人材の育成には程遠い現状が浮き彫りであります。緊張感と高いアンテナを持って、今以上に事業をブラッシュアップすることを強く求めます。 続きまして、ナショナルサイクルルートをいかした体験型観光推進プロジェクトについて。 まちづくり戦略の一つとして、地域資源を生かした交流関係人口の拡大を目的に策定され、道の駅とよはし、少年自然の家の活用方法が今後の課題と認識しております。特に少年自然の家の民間活力導入については、サウンディング調査から得られた提案や他都市の事例研究、また検討会議での結果を踏まえつつ、都市公園法第5条設置管理許可の手法を用いて推進を図ることを強く求めます。 ただし、老朽化、安全面への対策として、既存施設に係る必要な整備を行いながら、最も効果的で効率的な民間活力導入となる、そのようなプロジェクトの推進に期待いたします。 アフターコロナを見据えた景気喚起策として、投資的予算の安定的な確保と増額も視野に入れて、市内経済の回復へ、公共施設などの維持管理を積極的に実施していくことを強く改めて求めさせていただきます。 環境都市豊橋として、市民サービスの向上と計画的なごみ処理は、外すことのできない事業であります。 家庭ごみに関するコールセンターの設置に伴い、大きなごみ戸別収集、資源化センターへの直接搬入予約、家庭ごみに関する問合せを一元管理し、またインターネットによる申込み受付の開始、さらに手数料の電子決済にも対応することは、市民にとって利便性が向上し、よいことと認識いたします。 しかしながら、資源化センターの家庭ごみ持込みは予約制に切り替わるため、市民の皆様が混乱しないように、供用開始までに様々な広告媒体をしっかりと活用し、周知を図り、丁寧な説明に努めていただきたいと思います。 計画的なごみ処理に対しては、時代の変化や新たな技術革新を的確に捉え、対応しながら安定的なごみ処理にも努めていただきたいと思います。 のびるんdeスクールについては、特別教室により学校の授業にはない様々な体験を子どもたちに提供することが目的の柱であり、さらには来年度から実施日の全てで特別教室を実施していくということであります。9月の全校実施に向けて、人員などの体制整備に万全を尽くしていただきたいと思います。 学習指導要領にとらわれない多様な特別教室を行うのびるんdeスクール、これは英語教育同様、豊橋が全国に誇る事業になる可能性を秘めていると考えます。そのためにも、ぜひ今後も日々検証を続け、利用料金も含め、柔軟な考えの下、発展的に進めていただきたいと思います。 ただいま挙げました全ての事業、全般の運営管理に対し、PDCAサイクルが今の豊橋市政は大変遅く、この時代の加速度からすると取り残されていく可能性を危惧しますので、この点においては速度感を持った事業運営とPDCAサイクルの実施を常に怠らないことを強く望みます。 シティプロモーションについて、一定の役割を終えられたと告げられた令和4年度予算。浅井市長におかれましては、国に対しても積極的に予算獲得のため行動していただくこと、さらには浅井市長が豊橋市のトップセールスマンとして対外的に売り込んでいくことは大変大切なことであると思います。リップサービスだとしても、決して冗談でテレビに出してほしいなど、今後は発言しないようにお願いいたします。立場ある方の発言がいかに周りに影響を与えるのか再認識して、豊橋市のプロモーションに努めていただきたいと思います。 最後に、稲田総務部長をはじめ、本年度をもって定年退職される職員の皆様、新たに自分の可能性を追求して退職する若手職員、どの世代の職員の皆様に対しても実績と御苦労に改めて感謝を申し上げさせていただきます。 また、皆様の培った経験は豊橋の財産でもありますので、これからも豊橋市政発展のため、引き続きの応援をお願い申し上げますとともに今後の御健勝を御祈念申し上げて、私の討論とさせていただきます。 ○田中敏一議長 次に、長坂尚登議員。     〔長坂尚登議員登壇〕 ◆長坂尚登議員 私、豊橋だいすき会、長坂尚登は、議案第4号令和4年度豊橋市一般会計予算、議案第33号とよはし産業人材育成センター条例について、議案第42号物品購入契約締結について(エンジン式フォークリフト教習車仕様))に反対の立場より討論をします。 以下、基本的に予算説明書のページ順で申し上げます。 まず、238ページから261ページに記載の5款労働費から7款商工費のうち、新年度事業において株式会社サイエンス・クリエイトに対して非公募で委託や補助、交付をする全ての事業についてです。 私は、この第三セクターを延命させるような予算の措置というのはいかがなものかと考えております。今回、新しく出た別の事業に関しては広く公募されるということを聞いておりますが、やはりしっかりと予算が効果的に使われるためにも、特定の第三セクターに非公募という形で事業執行を任せるのではなく、しっかりと広く公募して、有能な民間事業者の力が借りられるよう、豊橋市として力を尽くすべきだと考えております。 あわせて、先日示された令和3年度包括外部監査の結果報告書「補助金に係る財務事務について」を見ると、このサイエンス・クリエイトに対する補助事業についてもいろいろと検討、あるいは見直しをしなければいけないものがあると認識しておりますので、新年度においてはその点も踏まえて事業を検討されてください。 続いて、239ページ、5款労働費、1項労働費、2目就業促進費、3のとよはし産業人材育成センター管理運営事業費1億789万9,000円です。 過去の補正予算等でもお話をさせていただきましたが、こちらのとよはし産業人材育成センターというものが、施設の老朽化によって移転していく残りの施設を豊橋市として寄附を受けたから、その活用ということになっておりますが、豊橋市としては、公共施設の管理方針において公共施設の総量を減らしていくという方針を示しております。また、こちらの施設は沿岸部にあって災害のリスクが高く、本市の立地適正化計画にも沿わないものだと認識しております。 このような面からも、新たな公共施設をこのような立地、このような場所にこのようなやり方で造っていくということは、今後の活用、それから本市全体の計画にも沿わないものだと認識しておりますので、反対の理由とさせていただきます。 あわせて、こちらのとよはし産業人材育成センターに関しては、議案第33号とよはし産業人材育成センター条例についてと議案第42号物品購入契約締結について(エンジン式フォークリフト教習車仕様))も関連する議案として反対をさせていただきます。 続いて247ページ、6款農林水産業費、1項農林水産業費、6目地産地消推進費、2の地産地消活動推進事業費、(3)飲食店等地産地消活動推進事業費345万円の中から、予算の見どころ19ページに記載があります飲食店等と農家のマッチングによる地産地消の推進ということです。 この飲食店というのは、地元の飲食店と地元農家のマッチングということでございました。このような事業は民間同士の取引として、あるいは各お店であったり、各農家の販売戦略として自由にやっていただければいいものだと認識しており、税金を投入してまで実施する切実な理由がある、あるいは豊橋の農産物がそのようなことをしてまで販売を推進していかないといけないという悲惨な状況にあるとは思っておりませんので、逆に言えば豊橋の農産物は非常に商品力があると認識しておりますので、本事業についても反対させていただきます。 259ページ、7款商工費、1項商工費、5目まちなかにぎわい創出費、2のTMO支援事業費、(3)官民連携まちなかにぎわい創出事業補助金1,920万円です。 こちらは、市が実施していたまちなかにぎわい創出事業の一部を第三セクターであるTMOに補助をして、実施してもらうということになっております。 まず、このやり方自体が、本来であれば委託とすべきものを補助というやり方にしていること自体がよろしくないと考えております。 あわせて、これまで市が直接にぎわい創出事業を実施してきたときは、公募をして、その事業にふさわしい事業者に委託をしてイルミネーション等の事業を実施していたと認識しております。現在のTMOにそのようなイルミネーションだったり、マルシェなどを直接実施する能力はないと私は認識しております。 そのような第三セクターに対して、非公募で1,920万円という非常に大きい補助金を付けること、あわせてその理由に対しても公表する予定はないということで、これはやはりこれまで行われていたサイエンスと反対の理由は同様ですが、新たにこのようなことをしていくということは何か裏があるのではないかと市民に思われてしまっても仕方がないと私は思います。 先ほどお話しした令和3年度包括外部監査結果報告書「補助金に係る財務事務について」に、市民に対してきちんと説明のできる税金の使い方をするようにというような旨が書かれていたと認識しておりますので、こちらについても反対させていただきます。 以下、反対理由にするほどではございませんが、一部事業について御指摘させていただきます。 135ページ、2款総務費、1項総務管理費、11目まちのブランド化推進費、1のまちのブランド化推進事業費757万9,000円、(イ)首都圏向け移住・定住促進のための魅力発信事業費、予算概要の21ページには専門的なマーケティング手法の導入、予算の見どころ22ページには選ばれるまちとして豊橋の移住・定住を促進するため専門的なマーケティングの手法を取り入れる、マーケティングに基づいたPR、マーケティングに基づいた効果的な魅力発信という文言が載っており、その結果として豊橋の移住・定住がUPするというような記載もございました。 まず、このマーケティングについて非常に期待し過ぎだと思っております。この見どころの記載自体が、私は誇大だと思っております。基本的には、このマーケティングの分野というのは、私の認識ではかけたお金の分しか成果は出ないと考えております。お金を使われる前にもう少しマーケティングの勉強をしていただきたいと思います。 あわせて、限られた予算の中で最大の成果、効果が出せるよう、外部に任せる前にまずは職員自らがしっかりと事業をどのようにやっていくか考えられていただきたいと思います。 続いて161ページ、2款総務費、9項総務諸費、3目若者活躍支援費、1.若者政策提案事業費561万4,000円、(ア)豊橋わかば議会の開催、併せて163ページ、2款総務費、9項総務諸費、4目国際連携費、5.豊橋市国際交流協会補助金4,910万円のうち、(エ)とよあーとの実施、213ページ、4款衛生費、1項保健衛生費、4目疾病対策費、1.成人保健予防事業費、(2)がん予防事業費、(エ)子宮頸がん検診の中に記載がございます子宮がん検診 至急検診!の実施、こちらはがん予防事業費としては全体で3億3,983万2,000円と記載がございます。 後ろの二つは、今年度のわかば議会、便宜的に2期生と言わせていただきますが、今年度のわかば議会の若者委員たちが提案されて、新年度に予算化を希望するわかば議会提案事業、一番最初の一つは新年度、3期生を募集されて実施されるわかば議会本体と便宜的に言わせていただきますが、本体と認識しております。併せてお話させていただきます。 私は、このわかば議会というのはアイデアコンテストではない取組だと認識しておりますし、そのように推進していただきたいと思っております。どういうことかと申しますと、若者たちが主体的に市政に関わり、時には注意をされたり、思うようにいかないことも経験しながら手を動かし、汗をかくことが重要事業の肝だと思っております。 そういう意味で言えば、若者委員が1年間、わかば議会の委員として活動されたその翌年度、御自身たちが提案された提案事業に対してしっかりと関わっていくことが重要だと思っております。 わかば議会本体の提案というのは、3期生の若者委員が主体的にやりたいと思うだけの熱意やこだわりのある事業を次年度もし提案されるのであれば、令和5年度の予算として提案されてください。また、新年度の2期生の提案事業についても、若者委員が主体的に関わらないということであれば、事業のやり方と再考、見直しを検討されてください。 続いて163ページ、2款総務費、9項総務諸費、6目男女共同参画推進費、2.男女共同参画推進事業費533万3,000円、(カ)男女共同参画行動計画の策定です。こちらは名称の変更がなければ、2023年以降の豊橋ハーモニープランの策定と理解しております。 予算委員会でもお話をさせていただきましたが、市民意識調査において家庭における男女の地位や優遇というのが何なのか、回答者がどういう主観に基づいて回答されているのかという理解が浅いと思われました。こちらの理解をしっかりと深められてから、その市民意識の偏りの均衡や平等化につながる施策、計画を御検討ください。 続いて193ページ、3款民生費、3項児童福祉費、1目児童福祉総務費、3.共通事務費2,071万5,000円、(ア)いじめ問題再調査委員会委員5人です。 こちらの予算だけではございませんが、3月の一般質問でいただいた御答弁のように、今後いじめの重大事態として扱われる件数がとても増加することが見込まれております。この再調査委員会というのは、その重大事態への対応の一環だと認識しておりますので、教育委員会におかれましても、市長部局におかれましてもしっかりと対応できるように準備、体制を整えられてください。 続いて231ページ、4款衛生費、2項環境費、7目ごみ減量推進費、1.ごみ減量推進事業費6,905万6,000円のうち、予算の見どころの54ページに記載がございます、ごみ減量に向け吉本興業と連携し情報発信を強化します!ということです。 この吉本興業という会社は非常に有名です。ですから、この吉本興業という社名の力、ネームバリューだけに押されないように事業をしっかりと遂行していただきたい。 このごみ減量推進事業というのは、あくまで市民の方々に対して、分別であったり、ごみの減量という行動変容を求めることだと理解しておりますので、全国に放送されるとか、あるいは市外の方が豊橋市に関心を持っていただくということは、やはり事業の二の次だと考えております。 そういう意味でしっかりと豊橋市と吉本興業が互いに伍して事業を推進できるように、全国への情報発信ではなく、豊橋市民に対する情報発信、まさに先ほどのマーケティングについてのお話がございましたが、誰に対して何をしてほしいための事業なのかということをしっかりと考えて事業の推進に努められてください。 259ページ、7款商工費、1項商工費、4目企業誘致費、1.企業誘致推進事業費、(3)産業拠点形成事業費940万円、(ア)産業用地の確保に向けた調査です。 この調査では、鉱工業に関する企業にしか意見を聞かない、アンケートをしないということでございました。しかしながら、この調査に先立ち、地元の皆様の意見はお聞きしないという答弁があり、これはやはり非常に考え直していただきたいことではないかと思っております。 過去の一般質問の中でも、この地域の方々が、商業施設がなくて買物する場所がなく、あるいはスーパーがなくなってしまって困っているなどというお声もこの場でお話がありましたので、この地域をどう作っていくかということを市だけで考えるのではなく、地元の皆様の意見もしっかり聞いた上で調査に臨まれてください。 299ページ、10款教育費、1項教育総務費、3目豊かな学び推進費、9.国際理解教育推進事業費、(1)英会話のできる豊橋っ子育成事業費1億3,167万2,000円、(カ)イマージョン教育推進費です。 イマージョン教育の推進そのものに私は反対いたしません。しかしながら、この児童数が減少しているにもかからず、これまで校舎を増築するなど、八町小学校への優遇策になっているのではないかという懸念が非常にございます。 また、質疑でもお話させていただきましたが、イマージョンではないほうの学級に通われる児童へも配慮していただいて、今後の対応を検討されてください。 その他、応援したい事業等含めて、予算特別委員会で申したとおりです。 最後に、長く市政に尽くされ、本年度退職される皆様、この3月末だけにかかわらず本年度退職された皆様も長い間本当にありがとうございます。 新型コロナの影響も含めて、最後の2年間というのは本当に大変だったのではないかと思われます。皆様お一人お一人の人生について、若い方も定年を迎えられる方も一区切りとなると思われますが、これからも様々な形で豊橋という地域に関わり続けられ、できれば市政にも御関心を賜れればありがたく存じます。 以上で、私の討論を終わります。 ○田中敏一議長 次に、尾林伸治議員。     〔尾林伸治議員登壇〕 ◆尾林伸治議員 私は、公明党豊橋市議団を代表し、ただいま議題となっております議案第4号令和4年度豊橋市一般会計予算をはじめとする全議案に対し、賛成の立場で討論いたします。 まず初めに、本定例会で非難の決議をし、本日のこの後の日程で意見書が提出される予定となっておりますが、ウクライナへのロシアの軍事侵攻について、ウクライナとロシアの双方ともに多くの方が亡くなられていることに対し、心から御冥福をお祈り申し上げますとともに、1日も早く解決への道が示されることを強く望みます。 それでは、新年度の諸施策について意見を述べさせていただきます。 この2年間の新型コロナウイルス感染症への対応を踏まえ、本市の令和4年度予算については、感染第6波抑制のためのまん延防止等重点措置が解除されたばかりとはいえ、様々な分野でウィズコロナ・アフターコロナへの予算が計上されております。関係者の皆様方の奮闘に敬意と感謝の思いでいっぱいであります。 また、令和3年度予算と異なり、浅井市長が1年を通して初めから関われた予算ということもあって、全体的に市長色が少し出てきたのかなといった印象を受けます。 少子高齢化への対応をするためのまちづくり戦略の中で、人づくりNo.1をめざすまちプロジェクト、食と農のまち推進プロジェクト、北部地域活性化プロジェクト、ナショナルサイクルルートをいかした体験型観光推進プロジェクトの四つのプロジェクトを重点的に進めるための予算計上がされております。 その中で保育士の処遇改善について、国の助成に市独自の上乗せを実施するということに対しては評価いたしたいと思います。 同じく市独自の取組として、0歳から2歳の第2子の保育料と3歳から5歳の第2子の副食代の実質無償化など、実施に当たって様々な課題が出てきた場合、迅速に対応していただくことも含めてしっかり取り組んでいただくことに期待いたします。 また、北部地域活性化の取組も、地域住民などとしっかり意見交換するなどして進めていただきたいと思います。 そして、食と農においては、農場での実証実験用の実証フィールドの確保に始まり、スタートアップ支援としてのアグリテックコンテストや農家と飲食店などとのマッチングの取組にも期待するものです。 また、ナショナルサイクルルートにつきましては、道の駅とよはしを十二分に活用し、交流人口や関係人口の増加に結びつく取組に期待いたします。 それら以外にも会派の予算要望の内容も含めて、何点か述べさせていただきます。 マイナンバーカードを活用した行政手続のオンライン申請ぴったりサービスの拡充は、市民の利便性の向上とともにマイナンバーカードの申請増加への期待が持てます。 また、特殊詐欺対策装置購入費補助金については、いまだに特殊詐欺の犯罪が後を絶たない現状に照らし、高齢者の居住世帯には心強い施策となるのではないでしょうか。 シルバーカー等購入費補助金や訪問調査業務へのモバイル端末の導入なども高齢者や介護認定調査に携わる方々にとって有益になるものと期待いたします。 そして、福島市との都市間交流事業につきましては、連続テレビ小説「エール」が終了した後のつながりを太いパイプとしていく取組と理解いたします。 次に、特定不妊治療費の本市独自の助成や不妊不育専門相談支援体制の構築、子宮頸がんワクチンの定期接種勧奨の再開など、子ども・子育てに関係する保健事業の推進も重要と考えます。 そして、外来種駆除対策の充実として、アカミミガメの駆除についての予算が計上されました。今後の対応として、アカミミガメのほかアメリカザリガニやウシガエル、ヌートリアなど在来種や市民生活に影響を及ぼす外来種への対応も、生態系ネットワークづくり懇話会などと連携して取り組んでいただくことに期待いたします。 次に、とよはし産業人材育成センターにつきましては、港湾技能センターの移転に伴い、多くの事業関係者からの相談を受けた経緯もあり、今後の運営に関しては未定の部分もありますが、施設、機能ともに残した判断は評価させていただきます。 また、市街化調整区域内集落の現状調査と分析につきましては、その後の展開に注視してまいりたいと思います。 そのほか、ゼロカーボンシティ実現に向けて、家庭用エネルギー設備等導入費補助金をはじめとした脱炭素社会を推進する取組、熱海市での経験を基にした土砂災害救助体制の強化、企業シャトルBaaS社会実験、本部日勤救急隊の創設、特別支援教育支援員や心理カウンセラーの配置、ポケモン化石博物館の開催、上水道事業における災害時の停電対策など国・県の補助金を活用した事業や本市独自の事業について期待いたします。 最後に、今月末で退職されます職員の皆様方、長年、市民のために市政に御尽力いただきましたこと、心より感謝申し上げますとともに、今後の御健勝、御多幸を祈念申し上げまして、私の討論とさせていただきます。 ○田中敏一議長 次に、及部克博議員。     〔及部克博議員登壇〕 ◆及部克博議員 私は、まちフォーラムを代表して、ただいま上程されております議案第4号令和4年度豊橋市一般会計予算をはじめとする全ての議案に対し、賛成の立場で討論をいたします。 2019年末に世界で初めて新型コロナウイルス感染症が確認されてから2年以上が経過し、いまだ世界中に拡大する中でウイルスは変異を繰り返し、収束が見えない状況にあります。とりわけオミクロン株が拡大した第6波は、ピークは越えたものの感染の減少スピードは緩やかであり、しっかりと備えることが重要であると考えます。 特に発症を予防する高い効果があり、重症化を予防する効果が期待されるワクチン接種については、これまで2回のワクチン接種に対し、本市はかかりつけ医を中心とする、いわゆる豊橋モデルを構築して順調に取り組んでこられました。既に3回目の接種も始まっておりますが、円滑に進めるため、関係機関と密に連携して取り組んでいただくことに期待いたします。 そのような中、編成されました本市の令和4年度予算については、人づくりに重点、選ばれるまちづくり予算と題し、重点的に推進する取組としてプロジェクトの推進、まちづくり戦略、新型コロナウイルス感染症対策とされました。 まずはプロジェクトの推進ですが、中でも調査特別委員会で議論をされました人づくりNo.1をめざすまちプロジェクトでは、子育てや教育の分野に重点を置き、子育て世代をしっかりと応援し、支えていくという思いが事業として新年度予算に盛り込まれております。 しかし、昨年11月に市議会にも5万筆を超える署名とともに請願が提出されました小学校給食費の無償化については、予算に盛り込まれなかったことは残念ではありますが、今後、調査特別委員会でしっかりと議論を深め、しかるべき時期に方向性を示していただけるということでしたので、今後に期待をいたします。 部局横断で進めるという人づくりNo.1をめざすまちプロジェクトで、まず就学前の子どもを持つ世帯の負担軽減を図る0歳から2歳までの第2子の保育料を、第3子に続き所得制限なく無償化するとともに、3歳から5歳の第2子の副食費についても所得制限なく月額4,500円を助成し、ほぼ無償化となり、2人以上のお子さんを育てる保護者への支援を充実させることは、本市の子育てに対しての取組が充実していることをアピールできる事業と考えます。 さらに保育士の方々の処遇改善として、市が独自に国の助成に上乗せをし、月額1万2,000円まで引き上げたことは、さらなる保育士の確保や潜在保育士の掘り起こしに大変有効と考えます。 また、小学校で多様な体験活動を行うのびるんdeスクールでは、当初計画を前倒しにして既に実施されている12校から、全52校で開設され、子どもたちの健全育成や社会性向上、能力発掘を進めていくことも確認させていただきました。 次に、まちづくり戦略については、長引くコロナ禍の影響を受けている事業者の支援を様々な形で応援し、新たな働く場所を生み出し、支えていくことは、新たな移住・定住を迎えやすくなると考えます。 さらに、旧港湾技能センター施設を活用し、新たにとよはし産業人材育成センターとして運用を開始されますが、製造業で言いますと物づくりは人づくりと言われます。本市の産業を支え、地域経済の成長、発展に期待いたします。 北部地域活性化プロジェクトでは、豊橋新城スマートインターチェンジ(仮称)の新規事業化の採択を契機とし、北部地域のさらなる発展につなげる土地利用や開発計画、企業誘致、特産物販売拠点など様々な可能性を計画し、実施されることを大いに期待いたします。 このような本市の様々な事業や取組が多くの市民の皆様に周知され、情報が届くように、デジタル化や広報活動を戦略的に進めるために専門分野で活躍される外部人材を活用し、さらに市民サービスの向上を目指した職員のデジタル人材の育成にも期待いたします。 三つ目の新型コロナウイルス感染症対策では、総事業費約11億円をかけ、豊橋市民病院内に新たな感染症専用病棟の建設が予定され、陰圧室の個室という、患者さんだけではなく医療スタッフにも安全に対応ができるという施設ということで、新たな感染症への対応として大きな一手と考えます。市民の皆様のためにも豊橋市民病院のさらなる充実に期待をいたします。 以上申し上げてきましたが、このほか各会計予算をはじめ、関係諸議案についても、予算特別委員会での審査を通じて考え方などを確認させていただきましたが、適正かつ必要なものであり、十分に理解できるものであります。 最後に、本年をもって退職、あるいはそれぞれの立場で新たな人生に進まれる多くの職員の皆様に、これまでの市政発展に対する御功績に心から感謝を申し上げるとともに、今後の御健勝と御活躍を心より祈念申し上げまして、私の討論といたします。 ○田中敏一議長 以上で、通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。     〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○田中敏一議長 討論なしと認め、以上で討論を終わります。 これより採決に入ります。 初めに、議案第4号を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○田中敏一議長 起立多数であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第5号、議案第7号から議案第9号まで及び議案第11号から議案第13号までの以上7件を一括採決いたします。 各案に対する委員長の報告は、可決であります。 各案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○田中敏一議長 御異議なしと認めます。したがって、各案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第6号及び議案第10号の以上2件を一括起立により採決いたします。 両案に対する委員長の報告は、可決であります。 両案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○田中敏一議長 起立多数であります。したがって、両案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第17号、議案第19号から議案第24号まで、議案第27号、議案第28号、議案第31号、議案第34号から議案第41号まで及び議案第43号の以上19件を一括採決いたします。 各案に対する委員長の報告は、可決であります。 各案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○田中敏一議長 御異議なしと認めます。したがって、各案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第25号、議案第26号及び議案第32号の以上3件を一括起立により採決いたします。 各案に対する委員長の報告は、可決であります。 各案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕
    田中敏一議長 起立多数であります。したがって、各案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第33号及び議案第42号の以上2件を一括起立により採決いたします。 両案に対する委員長の報告は、可決であります。 両案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○田中敏一議長 起立多数であります。したがって、両案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- 次に、日程第35.議案第18号豊橋市個人情報保護条例の一部を改正する条例についてから、日程第40.議案第50号固定資産評価員の選任についてまで以上6件を一括議題といたします。 直ちに、提案者から提案理由の説明を求めます。総務部長。 ◎稲田浩三総務部長 それでは、議案第18号につきまして御説明させていただきます。条例案の7ページをお願いします。 議案第18号豊橋市個人情報保護条例の一部を改正する条例でございます。 デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律により、条例で引用する行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律及び独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律が廃止され、及び個人情報の保護に関する法律へ統合されることに伴い、規定の整備をするため、現行条例の一部を改正するものでございます。 続きまして、追加議案の条例案1ページをお願いいたします。 議案第48号豊橋市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例でございます。 令和4年4月1日付人事異動に伴い、会計管理者の職務の等級が9級から7級に変更となりますことから、等級別基準職務表を改正するものでございます。 続きまして、議案第50号につきまして御説明させていただきます。 追加議案の単行案4ページをお願いいたします。 議案第50号固定資産評価員の選任についてでございますが、令和4年3月31日をもちまして退職します和出年弘の後任といたしまして、新年度から財務部次長となる長谷川季之を兼務させることといたしたく、議会の同意を求めるものでございます。 私からは以上でございます。 ◎伊藤紀治文化・スポーツ部長 条例案の35ページをお願いいたします。 議案第29号豊橋市長の調査等の対象となる法人を定める条例の一部を改正する条例について説明させていただきます。 本案は、地方自治法施行令の規定により、条例で定める市長の調査等の対象となる法人である公益財団法人豊橋市体育協会の名称が、公益財団法人豊橋市スポーツ協会に変更されたことに伴い、現行条例の一部を改正するものでございます。 本条例の施行日は令和4年4月1日としております。 説明は以上でございます。 ◎朽名栄治財務部長 補正予算案について御説明いたしますので、追加提案の予算案の1ページをお願いいたします。 議案第46号令和3年度豊橋市一般会計補正予算(第18号)でございます。 第1条は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億3,600万円を追加し、予算の総額を1,490億2,504万7,000円とするものでございます。 それでは、内容につきまして御説明いたしますので、補正予算説明書の6ページ、7ページをお願いいたします。 4款衛生費、1項5目感染症対策費、説明欄3(キ)新型コロナウイルス感染症対策事業費でございます。 6月に補正させていただきました医療機関等に対する自宅療養者等医療提供事業補助金につきまして、県からの通知により、陽性判明後、コロナ患者と診断、告知したときにおける診療を10月1日まで遡って補助対象に追加することから、増額をお願いするものでございます。 なお、補正の財源といたしましては、全額を県支出金で賄うものでございます。 以上で議案第46号の説明を終わらせていただきます。 続きまして、議案第47号令和3年度豊橋市公共駐車場事業特別会計補正予算(第1号)について御説明いたします。予算案の3ページをお願いいたします。 本案につきましては、第1条にありますように歳入予算の補正をするものでございます。 内容につきまして、補正予算説明書で御説明いたしますので、説明書の10ページ、11ページをお願いいたします。 初めに、5款諸収入、1項2目雑入、1節公共駐車場使用料負担金収入でございますが、公共駐車場の駐車料金割引を実施しているまちなか図書館などにおきまして、駐車場利用者が予算想定を下回ることから、駐車料金を割引実施施設からの負担金収入を減額するものでございます。 お戻りいただきまして、3款繰入金、1項1目公共駐車場事業基金繰入金でございますが、負担金収入の減少に対しまして、同額を基金からの繰入れにより補てんするものでございます。 したがいまして、会計全体としては予算額の変更は生じません。 以上で議案第47号の説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○田中敏一議長 これより質疑に入ります。 質疑の通告がありますので発言を許します。 初めに、本多洋之議員。 ◆本多洋之議員 自由民主党豊橋市議団、本多洋之です。ただいま上程されております議案第46号令和3年度豊橋市一般会計補正予算(第18号)について、一問一答にて1点質疑をさせていただきます。 補正予算説明書6、7ページ、4款1項5目感染症対策費、説明欄3.感染症予防対策事業費、(キ)新型コロナウイルス感染症対策事業費、自宅療養者等医療提供事業補助金について、まず1回目として、今回計上に至った経緯についてお伺いいたします。 ◎撫井賀代健康部長 自宅療養者等医療提供事業補助金は、体調が急変した自宅療養者に速やかに必要な医療を提供できる体制整備を目的とし、往診や外来、電話診療、訪問看護等を実施した医療機関や訪問看護ステーションに対する交付金制度として県が6月から開始いたしました。 中核市である本市におきましても県の補助を受け、同様の制度を6月定例会で補正させていただき、実施してまいりました。 令和4年3月に入り、県が第5波、第6波における医療機関の受診者数及び検査数の増の負担に鑑み、検査が陽性となり、コロナと診断された後、同日に実施される療養指導や処方等の診療について交付対象とすること、また10月1日に遡って適用するとの通知が発せられました。 この県の通知に対応し、交付対象となる算定日の拡大と遡及をすることで既定予算に不足が生ずることから、今回の補正予算をお願いするものでございます。 以上です。 ◆本多洋之議員 お答えをいただき、6月から開始した医療機関や訪問看護ステーションに対する交付金制度において、当日の療養指導等が追加の対象となったこと、そして10月1日に遡って適用することになったため、既定予算に不足が生じたため今回の補正になったということで確認させていただきました。 それでは2回目として、今回の補正予算の積算根拠についてお伺いいたします。 ◎撫井賀代健康部長 10月1日から3月9日まで拡大される交付対象者は、本市の感染症患者からPCR検査センターで陽性となり保健所から届出のあった者を除き、1万2,016人となります。これに3月末日までの感染症患者の推計を加え、検査方法に応じて積算しております。 なお、6月定例会における補正予算と同様、財源については全額県補助となっております。 以上でございます。 ◆本多洋之議員 お答えをいただき、交付対象者は1万2,016人という非常に多くの対象ということを確認させていただきました。 それでは3回目として、6月以降の実績を踏まえた認識についてお伺いいたします。 ◎撫井賀代健康部長 開始後、3月9日までのこれまでの実績としまして、電話診療・オンライン診療が130件、往診が25件、外来診療は163件で、訪問看護は夜間帯も含め115件となっております。 特に重症化率が高かった第5波の8月、9月、重症化率は低いものの感染力の強さから自宅療養者が2,000人を超えた、現在の第6波における1月から3月の実績が多くなっております。 しかしながら、自宅療養者等医療提供事業補助金による対象の整備で、体調が急変した自宅療養者に24時間速やかに必要な医療が提供できていると認識しております。 以上でございます。 ◆本多洋之議員 お答えをいただき、第6波ではオミクロン株の感染力の強さから2,000人を超える自宅療養者が出ていること、それに伴い1月から3月の実績が多いということを確認させていただきました。 御答弁にあったとおり6月の補正、そして今回の補正で、それによって体制の整備が進み、体調が急変した自宅療養者に速やかな対応をしていただくことを期待したいと思います。 最後に1点指摘させていただきたいと思います。 今回は県の補助ということでありますが、本来、医療関係者の現場の声、これを一番理解しているのは市であると思いますし、市でなければならないと思います。現在は多少の落ち着きを取り戻しつつあるもののオミクロン株の影響は甚大で、今後もさらに新株の影響も懸念されます。医療従事者等の現場での声をヒアリング等を行い、しっかりと把握し、様々な機関と連携、協力しながら患者さん、自宅療養者の方に行き届いた対応、スピード感を持って対応できるような仕組みづくり、スキームづくりに期待いたしまして質疑を終了とします。 ○田中敏一議長 次に、斎藤 啓議員。 ◆斎藤啓議員 質疑させていただきます。 一問一答でお伺いいたします。今回、補正予算の議案第47号公共駐車場事業特別会計補正予算において、財源更正が行われるという予算が組まれております。この予算が提案された理由についてお伺いしたいと思います。 ◎広地学建設部長 公共駐車場事業特別会計の歳入は、駅前第1・第2、松葉の各公共駐車場の使用料とプラットやまちなか図書館など公共施設利用者の駐車場割引に伴う使用料負担金などにより構成されております。 そのうち使用料負担金につきまして、まちなか図書館への自動車での来館者数が当初見込んでいた人数より大きく下回ったため、歳入が不足する見通しとなりました。そのため、歳入歳出の均衡を図るため、同額を公共駐車場事業基金から繰り入れる補正をお願いするものでございます。 以上です。 ◆斎藤啓議員 公共施設の利用者に対する、いわゆるまちなか図書館でいうと1時間の無料券などの利用ということですね。こうした形で減ったものに対して、基金からの繰入れを行って財源更正を行うことについては理解いたします。 同時に、今のまちなか図書館において公共駐車場の利用状態がどんな状況になっているのかということが気になるのですが、公共施設における、特にまちなか図書館における図書館利用者の、とりわけ駐車場を利用した来館者の状況についてお伺いしたいと思います。 ◎伊藤紀治文化・スポーツ部長 お答えさせていただきます。 まちなか図書館のオープンに当たり、多様な交通手段への対応を念頭にしてまいりました。駐車券割引サービスの利用は約1万7,000件であり、当初の想定ではもう少し多くなるのではと考えておりましたが、結果として自転車や徒歩、公共交通等の割合が高くなったものでございます。 なお、全体の来館者は、当初想定を超える大変多くの方々に来ていただいていますことを申し添えておきます。 以上でございます。 ◆斎藤啓議員 まちなか図書館全体の来館者については当初の想定を超えているが、その来館の手段が幾つかあるという状況の中で、いわゆる自家用車を利用して駐車場を利用する方については予測よりは少なかったと、そういう状況について確認させていただきました。 カーボンニュートラルという今、大事な状況がある中で、自家用車ではない手段で来館する方が割合としては多いということ自体は、一定それは大事なことなのかなと思います。一方で、豊橋に住んでいる方の多くは自家用車を使ってまちなかに来るという、環境としてはやむを得ないという方も多いという状況の中で、図書館は今1時間という利用時間なのです。全体として市民の皆さんから、まちなか図書館の役割から言っても、そこにゆっくり滞在して過ごすという事柄を考えても、利用時間などについては2時間なりの利用時間なども今後検討していただく必要があるのかなと思いますけれども、全体としては今回の補正予算が、割合としては駐車場の利用が少ないという中で生じているということについては確認ができましたので、これで私の質疑は終わります。 ○田中敏一議長 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに質疑はありませんか。     〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○田中敏一議長 質疑なしと認め、以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております各案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○田中敏一議長 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○田中敏一議長 討論なしと認め、以上で討論を終わります。 これより採決に入ります。 初めに、議案第18号、議案第29号及び議案第46号から議案第48号までの以上5件を一括採決いたします。 各案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○田中敏一議長 御異議なしと認めます。したがって、各案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第50号を採決いたします。 本案は、これに同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○田中敏一議長 御異議なしと認めます。したがって、本案はこれに同意することに決定いたしました。-----------------------------------     〔山西正泰教育長退席〕----------------------------------- 次に、日程第41.議案第45号教育委員会教育長の任命についてを議題といたします。 直ちに提案者から提案理由の説明を求めます。市長。     〔浅井由崇市長登壇〕 ◎浅井由崇市長 議案第45号教育委員会教育長の任命について御説明申し上げますので、単行案の11ページをお願いいたします。 令和4年3月31日をもって任期満了となります山西正泰教育長を再任いたしたく、議会の同意を求めるものでございます。 12ページ、13ページに山西さんの略歴を記載しておりますので、御参照をいただきたいと思います。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○田中敏一議長 これより質疑に入ります。 質疑の通告がありますので、発言を許します。長坂尚登議員。 ◆長坂尚登議員 ただいま上程されました議案第45号教育委員会教育長の任命について、一問一答で質疑させていただきます。 まず、本案の提出に当たり、2015年からのいわゆる新教育長制度において、教育長の任期が4年から3年に変更となった理由に対する市長の認識をお聞きします。 ◎種井直樹教育部長 文部科学省からの通知によりますと、教育長の任期を3年に変更した理由としまして3点示されております。 1点目は、地方公共団体の長の任期4年よりも1年短くすることで、地方公共団体の長の任期中、少なくとも1回は自らが教育長を任命できること、2点目としまして、教育長の権限が大きくなることを踏まえ、委員よりも任期を短くすることで委員によるチェック機能と議会の同意によるチェック機能を強化できること、3点目としまして、計画性を持って一定の仕事を行うためには3年は必要と考えられること、この3点が挙げられております。 今述べました理由のとおりであると認識しているところでございます。 以上でございます。 ◆長坂尚登議員 お答えいただきました。今の理由を踏まえて、本案を提出されたということでございます。 今、お答えいただいた中で、3点挙げていただいた中で最も重要というか、今回私が確認しておきたいところというのは、地方公共団体の長の任期(4年)よりも1年短くするということで、地方公共団体の長の任期中、少なくとも1回は自らが教育長を任命できることということでございます。 これは、逆に言えば市長が教育行政を刷新する、転換をするチャンスというのはここだと、ここしかないということ、2回ある方もいらっしゃいますが、基本的にはここが大きいポイントだということでございます。 それを踏まえて、山西さんの再任の提案が今回出されている。市長は、シティプロモーション課の廃止など市政の刷新を苦心しているように私はお見受けしておりますが、教育行政については前市政の継承をしていこう、刷新の必要はないという御判断なのかなと思っております。 それを踏まえた上で、(2)教育長のこれまでの実績、成果を踏まえた市長からの評価をお聞きします。 ◎浅井由崇市長 山西教育長は、平成28年4月の就任以来、生きる力を教育理念に据え、子ども一人一人を大事にした教育活動を展開してきました。 具体的な取組として、不登校の児童生徒に対して生活適応指導や学習支援を行うとよはしほっとプラザ中央を増設し、よりきめ細かく効果的な支援や働きかけができる体制を整えました。 また、来日して間もない外国人児童生徒などを対象に基本的な生活習慣や日本語の支援を行う、外国人児童生徒初期支援コースみらい、そしてきぼうを市内3か所に開設し、学校と教育委員会が連携する新たな初期支援体制を構築いたしました。 さらに、放課後の新たな学び場として、多彩な経験ができる体験学習や専門家によるスポーツ教室などを実施するのびるんdeスクールを市内の小学校で開設し、子どもたちの可能性を無限に広げる環境づくりの実現に努めてきました。 一昨年度末からは、新型コロナウイルス感染症が学校運営に多大な影響を与え、難しい判断が求められる中、子どもの安心安全を第一に、学校現場において学びを止めないという考えの下、双方向でのオンライン授業のシステムを確立し、とよはし版GIGAスクール構想を一気に進め、子どもたちへの学びの保障に尽力いたしました。 今取り上げた施策等は一部に過ぎませんけれども、教育を取り巻く環境は複雑化かつ多様化し、変化が予測できない困難な状況の中で力強いリーダーシップを発揮し、教育行政を牽引してきたものと考えております。 以上です。 ◆長坂尚登議員 お答えいただきました。 私、市議会議員、これでもうすぐ丸7年になるわけですが、そのうちの丸6年は山西教育長による教育行政を見させていただいておりました。今お答えいただいた実績、成果とか、市長からの評価というのは、おおむね私の思うところとも一致すると思っております。 これは私の個人的な人物評になりますので、もしかしたら認識が違うかもしれませんが、山西教育長というのは、どちらかと言えば新しいこと、全国初とか、先進・先端的な取組をやっていこうというタイプではなく、児童生徒の教育の底上げについて非常に苦心をして、熱心に取り組んでいただいている方、今の御答弁の中の言葉をキーワード的に上げれば、子どもたちへの学びの保障、それからこういうものが公教育なんだと私自身も気づかされたことというのがあります。 また、今の御答弁の中にはございませんでしたが、教員の働き方改革の一環だと私は認識しておりますが、部活動に関する取組、小学校の部活動というのがこれで廃止をされていったと認識しております。市民、保護者から、あるいは児童からの反発が強かろうということに関して、実際私のところにもやっぱり部活動の廃止とか、大会をなくしたり、縮小することに対する反対の声というのはありましたが、そこに対しても深く切り込んでいかれたと思っております。 以上、私の人物評でございました。 質疑に戻らせていただきまして、次の任期でこの教育長の候補者に、具体的な事業など特に期待することについてお聞きします。 ◎浅井由崇市長 お答えを申し上げます。本日、教育長の任命につきまして議会の御同意をいただいた際には、先ほど申し上げました山西教育長の2期6年間の数々の実績や成果に対し、さらなる高みを目指し、これまで作り上げてきた制度、そして施策に命を吹き込んでいただく、魂を入れていただくということを大きく期待するものであります。 特にとよはし版GIGAスクールでは、本市がこれまで進めてきた問題解決型の学習をタブレット端末等を効果的に活用することにより、さらに進化させるための改革を続けることや、子どもたちにこの豊かな郷土である豊橋、東三河を愛する気持ちを育んでもらうため、郷土学習の充実などに期待をしております。 さらにイマージョン教育では、この間、議会の皆様からも様々な御意見をいただいておりますが、卒業後の学びの継続に向けた取組はもちろんのことでありますが、全ての小中学生が本市の英語教育の充実を十分に享受できるよう、その体制づくりに期待をしているところであります。 今述べたものは一部の例でありますが、何よりも引き続き教員の働き方改革を進め、教員が子ども一人一人とじっくり向き合う、そういった時間をつくると、向き合うことができる状況をつくって、本市の学校が子どもや保護者の方々にとってこれまで以上にかけがえのない存在となることを願っております。 また、教育長再任をお認めいただいた際には、東三河5市と西三河9市で構成する三河部都市教育長協議会会長就任も予定していると聞いており、三河地方にとどまらず愛知県教育委員会との連携、パイプもより強固なものとなりますので、本市のみではなく、この地域全体の教育の発展に寄与してもらうことを期待しているところであります。 以上です。 ◆長坂尚登議員 お答えいただきました。今、市長からの御答弁では、具体的な事業として出てきたものはとよはし版GIGAスクールとイマージョン教育、また事業というわけではございませんが教員の働き方改革というのが出てきたものかなと思われます。 私としては、先ほどお話をさせていただいたようにイマージョン教育にしてもGIGAスクールにしても、山西教育長が進めようとするタイプと、あくまで市長が期待することだから御答弁は御答弁のままでよろしいと思うのですが、そこだけではなく、やはりいじめみたいなことであったりとか、学校の中で、いわゆる様々な意味でマイノリティと呼ばれていて学校生活を送ることがなかなかしんどい児童生徒、それから家庭だったりとか、そういう彼、彼女たち、その家庭も含めてしっかりと教育の底上げであったりとか、学びの保障がされる公教育というものも併せて実現いただきたいと思いますし、市長からもそういう期待をぜひしていただきたいと思っております。 今、3点お聞きさせていただきましたが、これらの3点を踏まえた山西氏の選任の理由についてお聞きします。 ◎浅井由崇市長 先ほど申し上げました本市の教育への大きな期待を託すことができる人物として最もふさわしいと、余人をもって代え難いと私は確信をしております。 私の信条である現場第一主義を教育行政の最高責任者である教育長にも貫いてもらって、豊橋の子どもたちや保護者はもちろんのこと、学校、地域などをはじめとした教育に関わる方々の様々な思いをしっかりと受け止めながらかじ取りをしてほしいと願っております。 市長として、学ぶなら豊橋と言われるまちづくりを実現するためには、その礎となる魅力ある教育の実現が不可欠であります。教育委員会と市長とが対等に議論する総合教育会議においても、これまで以上に連携を図り、共にその実現に向け両輪となって邁進していくため、引き続きリーダーシップを遺憾なく発揮することを期待し、選任するものであります。 以上です。 ◆長坂尚登議員 お答えいただきました。 最後に確認として聞かせていただきたいと思います。先ほど、1回目の質疑も踏まえてということになりますが、この山西教育長は6年間、これまで教育長として本市の教育行政に力を尽くしてくださり、ざっくりこの4年半、佐原市長の下でお仕事をしてくださり、その後1年半、浅井市長の下でお仕事をしてくださったと認識しております。 浅井市長は人づくりNo.1を掲げられて、特に子育てと教育というものに対して力を入れていらっしゃる、重視されていらっしゃると私は認識しております。 そういうことも踏まえた上で、本市の教育行政を今後3年任せていくということで山西氏の再任の今回の人事案をいただいているわけでございますが、本市の教育行政というのは、根本的な部分ではこれは継承、継続でいいということか、御確認させてください。 ◎浅井由崇市長 根本的な部分の継承について、もう少し言っていただけるとありがたいですが。 ◆長坂尚登議員 教育行政をつかさどっていらっしゃるのが、最たる者は私は教育長だと認識しております。やはり刷新していこう、転換していこうとなったときに、その教育行政をつかさどる教育長を代えるという判断をされるものであろうと。一般論で言えば、首長が代わられたときに側近といわれるような副市長であったりとか教育長というものは、辞任なのか、任期での交代になるかはさておき、継続というよりは人事を変えて、市長がこれという方を充てられると私は認識しております。 その上で今回、山西教育長の再任をされるということは今いろいろ御答弁をいただきましたが、山西教育長のこれまでの6年間というものを評価されて、この路線を継承、継続していこう、していってほしいと私は認識しているのですが、そのことを市長に確認したく、質疑をしております。 以上です。 ◎浅井由崇市長 先ほど来、そういったつもりでお答えをしてきたつもりでおりますが、これまでの山西さんの実績等をしっかりと評価をして、このまま引き続きやっていただくのがいいということで御提案させていただいたということであります。 ◆長坂尚登議員 以上で私の質疑を終わります。 ○田中敏一議長 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに質疑はありませんか。     〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○田中敏一議長 質疑なしと認め、以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております本案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○田中敏一議長 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○田中敏一議長 討論なしと認め、以上で討論を終わります。 これより採決いたします。 本案は、これに同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○田中敏一議長 御異議なしと認めます。したがって、本案はこれに同意することに決定いたしました。 この際、山西教育長から発言の申出がありますので、これを許可します。     〔山西正泰教育長入場〕 ◎山西正泰教育長 ただいまは御同意をいただきまして、ありがとうございます。豊橋の子どもたちのため、そして豊橋の教育の発展のため、引き続き尽力してまいりますので、よろしくお願いいたします。----------------------------------- ○田中敏一議長 次に、日程第42.議案第49号副市長の選任についてを議題といたします。 直ちに提案者から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎浅井由崇市長 議案第49号副市長の選任について御説明申し上げますので、追加議案の単行案1ページをお願いいたします。 副市長として森田康夫さんを選任いたしたく、議会の同意を求めるものでございます。 森田さんの略歴につきましては、次の2ページに記載してございますが、昭和63年に当時の建設省、現在の国土交通省に入省以来、道路局、地方整備局、国土技術政策総合研究所で主に道路行政や都市整備行政に携わってこられました。 以上、よろしくお願いいたします。 ○田中敏一議長 これより質疑に入ります。 質疑の通告がありますので、発言を許します。長坂尚登議員。 ◆長坂尚登議員 長坂です。議案第49号副市長の選任について一問一答で質疑します。 まず、今回の候補者選任選定の経緯についてお聞きします。 ◎浅井由崇市長 お答えいたします。私は、まちづくりや社会基盤整備には、国の政策とともに継続的に取り組む必要があることから、国土交通省から副市長をお招きして、推進してまいりたいと考えております。 そのため、市長就任以来、地元の国会議員とも連携し、国土交通省に対し幾度となく適任者の推薦について要望してまいりました。そして、今月上旬、割愛の手続が整ったものでございます。 以上です。 ◆長坂尚登議員 お答えいただきました。 昨年の年末に、国会議員だけでなく市議も国土交通省に副市長の割愛の要望をされに行ったという新聞記事を拝見しております。 今の経緯の中でそのような話はありませんでしたが、これは、この経緯とは関係あるのか、ないのかお聞きします。 ◎稲田浩三総務部長 新聞報道のことは存じ上げておりますけれども、副市長推薦に当たりまして、市として市議と連携しているわけではございません。 ◆長坂尚登議員 お答えいただきました。市議と連携しているわけではないということでございました。 いただいた御答弁で、地元の国会議員というのはどなたかお聞きします。 ◎稲田浩三総務部長 根本幸典衆議院議員です。 ◆長坂尚登議員 お答えいただきました。 選挙が終わって、そういう立場は関係なく、市政のために手を取り合って連携していただいているのは非常によろしいことかと思われます。 その上で、今回この割愛の手続が整ったのが今月の上旬という御答弁でございましたが、市長が候補者のことを初めてお知りになったのはいつか、及びそのきっかけについてお聞きします。 ◎浅井由崇市長 お答えいたします。市長が候補者のことを初めて知ったのはいつか、及びそのきっかけについてということでございますが、これらはいずれも国土交通省内部の人事に関わることでございますので、答弁は差し控えさせていただきたいと思います。 ◆長坂尚登議員 別に内部のことを聞きたいわけではないのです。浅井市長がこの方のことをいつから存じ上げていたのかというのは、私は非常に重要だと思っております。市民にも説明すべきことだと思っておりますので、改めて答弁を求めます。 ◎稲田浩三総務部長 先ほど市長より答弁させていただいておりますが、先方の人事に関わることでございますので、お答えすることは差し控えさせていただきます。 ◆長坂尚登議員 これ、確認したいところというのは、いいか悪いかはさておき、これはもともと市長が詳しく知っている方が今回副市長となられたのか、あるいは今月の上旬ということですが、この割愛の手続に伴って市長は初めてお知りになった方なのか、ここというのは、公平公正はさておき、公明正大な公正な手続が取られているのかということは、やはり市議会議員としてしっかり確認しておくべきポイントだと思っておりますので、改めてお聞きします。 ◎稲田浩三総務部長 割愛を依頼した任命権者の人事の過程に関わることと思慮されますので、お答えを差し控えさせていただきたいと御理解いただきたいと存じます。 ◆長坂尚登議員 お答えいただけないプロセスであったということでございました。 あわせて、市長が候補者に間接を含めて、初めて接触されたのはいつか、及び仲介者は誰なのか、接触のきっかけと接触した理由についてお聞きします。 ◎浅井由崇市長 もちろん追加議案で提出前にはお目にかかっておりますけれども、日時等詳細につきましては、先ほどから申し上げておりますが、国土交通省内部の人事に関わることでございますので、詳細な答弁は控えさせていただきたいと思います。 以上でございます。 ◆長坂尚登議員 またお答えいただけませんでした。詳細は結構ですので、この3月中のことか、2月より前のことかお聞きします。----------------------------------- ○田中敏一議長 暫時休憩します。     午後2時57分休憩-----------------------------------     午後2時59分再開 ○田中敏一議長 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。----------------------------------- 長坂議員の質疑に対する答弁を求めます。総務部長。 ◎稲田浩三総務部長 割愛の手続は2月から始まっておりましたので、2月以降でございます。 ◆長坂尚登議員 お答えいただきました。 初めて接触をされたのが2月以降ということで、先ほどの御答弁の中では、この方のことをいつ知ったのかというところには御答弁がなかったわけですが、これは完全に私の推測ですけれども、恐らくはこの1月より前にはこの方のことを知らない、直接だったり、お名前の存在ということについては、明確に市長は存じなかったのではないかと推測させていただきます。 候補者のこれまでの実績や成果を踏まえた、市長から副市長としての評価についてお聞きします。 ◎浅井由崇市長 副市長候補者であります森田さんは、当時の建設省、現在の国土交通省に入省して以来、道路局、地方整備局、国土技術政策総合研究所などで幅広い御経験を積んでこられました。また、熊本河川国道事務所長として、熊本地震の災害復旧の指揮を執られたという御経験もございます。 こうした御経歴、御経験から、副市長として広く市政の発展に貢献いただけるものと考えております。 以上です。 ◆長坂尚登議員 お答えいただきました。 資料として、議案と一緒に学歴と公職歴という情報をいただいております。私自身、恐らく市長もそうだと思うのですが、中央官庁、霞が関の経験というがないので、この御経歴をどう判断していいのかよく分からないのです。これは、市長としてはどのようにこの御経歴を、いわゆる官僚の人事として御判断されたのかお聞きします。 ◎浅井由崇市長 先ほど来申し上げておりますが、就任以来、適任者の割愛をお願いしてきたということであり、適任者を割愛していただいたと判断しております。 以上です。 ◆長坂尚登議員 確認ですが、適任者の提示というのは1名のみだったということでよろしいでしょうか。 ◎稲田浩三総務部長 割愛の手続でございまして、1名の方の御推薦をお願いしたというものでございます。 ◆長坂尚登議員 お答えいただきました。 1名の方をお願いしたということなので、国土交通省から推薦された方をそのまま受けたと。経歴等については、少なくとも市長が今お答えできるぐらいには確認されていないのかなと思われます。 今のお話だと幅広い御経験、熊本地震での災害復旧の御経験というようなお話でございましたが、副市長の候補者に、具体的な事業などを副市長になられたら任期中に特に期待することについてお聞きします。 ◎浅井由崇市長 森田さんには、先ほども申し上げましたけれども道路行政でありますとか、都市整備行政など、その豊富な経験や知識を生かしながらリーダーシップを発揮していただきたいと考えております。 特にこの地域、浜松湖西豊橋道路や名豊道路などの広域幹線道路の整備促進、また豊橋新城スマートインターチェンジ(仮称)整備事業の推進、そして三河港の整備促進などがございます。 加えて、防災対策や職員の育成などにおいても力を発揮されることを大いに期待しております。 以上です。 ◆長坂尚登議員 お答えいただきました。 私も、この提案が出てきたのが昨日ですので一晩しかありませんでしたが、この森田康夫氏のことを少し調べて、勉強もさせていただきました。 今、熊本地震のお話がございましたが、森田様御自身の御経歴からすると、御自身の辞任を含めて、それ以外に大きく二つキーワードというか、肝となるようなものがあるのかなと思っております。 一つは、この御経歴の平成23年4月から務められたというマネジメント技術研究所の室長におかれて、改正品確法に基づく運用指針や公共工事の入札方式の適用に関するガイドラインの策定、総合評価方式の二極化の運用など入札契約の制度設計にも携わったということでございます。これは西日本建設新聞社の「ひと」という2016年4月28日掲載というインターネットの情報でございます。 それを踏まえて、御自身が制度設計に携わられたというところを実際にも熊本地震での災害復旧における入札、事業者選定においても活用して迅速な復旧につながったということでございました。 ですから、インタビューとか御自身の寄稿も含めて、改正品確法に基づくというところのことを載せていらっしゃいますので、私の推測ではございますが、御自身のキャリアの中でここの部分というのは非常に重きを置いていらっしゃるものなのかなと思っております。 そこを踏まえた上で、入札契約制度等に関して、もし森田様に副市長として御期待することがあればお聞きします。 ◎浅井由崇市長 長坂議員御指摘のとおり、品確法のことなど大変詳しい方でありますから、本市においてその経験をしっかりと生かしていただきたい。先ほど職員の育成と申し上げたのも、そこも含んだことで申し上げたつもりであります。 以上です。 ◆長坂尚登議員 お答えいただきました。そういう実績とかということも含めて期待したいということで選定されたと理解させていただきました。 市長は、予算大綱の説明でもおっしゃられたように、市政運営で常々心がけているということで前例踏襲に陥らないというお話がございました。市長ももちろん御存じのように、本市の副市長というのは、ずっと建設省、国土交通省から招いて副市長になっていただいていると私は認識をしております。 そこで、市長がおっしゃる前例踏襲に陥らないということと今回の人事案の整合についてお聞きします。 ◎浅井由崇市長 今回の副市長の選任については、決して前例踏襲ということではなく、先ほど来申し上げているようにまちづくり、そして社会基盤整備には、国の政策とともに継続的に取り組んでいくことが必要であります。長い期間、大きな予算もかかるわけでありまして、やはりそういった知識や経験が豊かな森田さんを国土交通省からお招きをしたいということであります。 以上です。 ◆長坂尚登議員 御答弁いただきました。 私は前例踏襲が悪いとは思っていません。ですから、今回の人事の在り方、あるいは人材の選定の方法というのは前例踏襲ですということであれば、それは結構、それをよいものとして市長が御判断されたということだと思います。 ただ、前例踏襲ではないということでしたので、確認させていただきたいのですが、市長はこれで就任以来確か15か月がたつと思います。その間9か月間は副市長が1名体制で、1人欠くという状況になっておりました。国土交通省への要望以外に、何か副市長の登用方法とかということについて検討はされたのかお聞きします。 ◎浅井由崇市長 お答えいたします。市政運営には当然様々な課題がございますが、やはり社会基盤整備というのは、先ほども申し上げましたけれども、長い期間、多額の国費を要するということで、とりわけ国との連携が重要であると考えております。 そういう意味で、この分野を所管する国土交通省に人事の割愛をお願いしたということであります。 以上です。 ◆長坂尚登議員 御答弁いただけないので、割愛していたことは先ほどから承知しており、ほかの登用の方法について検討したのか、していないのかお聞きします。 ◎浅井由崇市長 先ほど申し上げました様々な課題があるということでございますけれども、やはり国土交通省から割愛をいただくのがこの市のためには最もいいだろうという判断をして、国土交通省への依頼を、人事の割愛をお願いしたということであります。 ◆長坂尚登議員 繰り返しで申し訳ございません。市長も御認識だと思うのですけど、お答えいただいていないので、割愛して人事を要望したことは承知しているわけでございます。ただ9か月間不在にもなっていたわけであって、ほかの登用方法は検討されていたのかということを聞いております。 ◎浅井由崇市長 まず国土交通省からの割愛を要望しておりましたので、ほかのことは検討しておりません。 ◆長坂尚登議員 お答えいただきました。 副市長が1人になってもうすぐ9か月がたとうとしているわけでございます。新しく副市長になられる、市長がしたいとされる方への引継ぎをどのように行うかについてお聞きします。     〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕 ○田中敏一議長 斎藤議員。 ◆斎藤啓議員 今の質疑については議案と直接関係ないかと思うのですけれども、整理をお願いします。----------------------------------- ○田中敏一議長 暫時休憩します。     午後3時11分休憩-----------------------------------     午後3時12分再開 ○田中敏一議長 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。----------------------------------- ただいま斎藤議員から議事進行がありましたが、引継ぎをどのように行っていくかということですので、これからのことですので、これは議事との関連があるのではないかと思いますので答弁を求めたいと思います。 副市長。 ◎杉浦康夫副市長 市長及び副市長の事務引継ぎに関する規定に基づき、私が直接森田さんに引継ぎを行います。 加えまして、選任後早期に関係部局長から所管事業の概要やスケジュールなど具体的な説明をすることを予定しております。 以上でございます。 ◆長坂尚登議員 お答えいただきました。杉浦副市長から引継ぎをされるということで、逆に言えば、これまでこの所管事業というのは、杉浦副市長で対応できていたのではないのかなと思われるわけです。 それで、浅井市長就任後、特に過去9か月、副市長1人体制でやっていたわけですが、この市政の状況を踏まえて、副市長2人目の必要性についてどのように認識しているのかお聞きします。 ◎浅井由崇市長 過去7月からの9か月間でありますけれども、何とか杉浦副市長に頑張って1人で対応してもらってきたと思っております。先ほどの答弁とも少し重複いたしますけれども、まちづくりや社会基盤整備というのは長期戦であり、国の政策とともに推進することが必要なため、その分野は国土交通省からの副市長に担っていただいて、杉浦副市長と事務分担しながら市政を進めてまいりたいと考えております。 以上です。 ◆長坂尚登議員 お答えいただきました。この9か月の1人体制というのは、今の市長の御答弁では何とか対応できていたという状況であり、長期的に見たときには1人では足りない、不足しているから2人目の副市長が必要だという御認識だったと理解させていただきました。 私からの質疑は以上で終わります。 ○田中敏一議長 以上で、通告による質疑は終わりました。 ほかに質疑はありませんか。     〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○田中敏一議長 質疑なしと認め、以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております本案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○田中敏一議長 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。長坂尚登議員。     〔長坂尚登議員登壇〕 ◆長坂尚登議員 私、豊橋だいすき会、長坂尚登は、ただいま上程されております議案第49号副市長の選任についてに賛成の立場で討論をさせていただきます。 今、お聞きをしている中で副市長の選任過程がしっかりと御答弁いただけなかったり、あるいは市長のおっしゃる前例踏襲に陥らないという部分については、私は整合が取れていないと思っております。 しかしながら、一番最後にお聞きしたように今の副市長体制が1人体制がぎりぎりの状況であるということ、それから私自身が昨日来、短い時間ではございましたが候補者の御経歴等を調べていただく中で、副市長の1人体制を継続させるというよりはしっかりと2人体制で進めていただくほうが本市の発展に資するという判断をしました。 よって、賛成の立場で討論させていただきました。 以上です。 ○田中敏一議長 以上で、通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。     〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○田中敏一議長 討論なしと認め、以上で討論を終わります。 これより採決いたします。 本案は、これに同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    田中敏一議長 御異議なしと認めます。したがって、本案はこれに同意することに決定いたしました。----------------------------------- 次に、日程第43.報告第4号専決処分の報告についてを議題といたします。 直ちに報告を求めます。財務部長。 ◎朽名栄治財務部長 それでは、報告第4号につきまして御説明いたしますので、報告の5ページをお願いします。 報告第4号専決処分の報告についてでございます。これは、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、専決処分をしたものでございます。 専決処分の内容でございますが、(1)は令和2年第92号議決をいただいております南消防署大規模改造工事につきまして、契約価格を2億900万円から2億1,278万9,500円に変更したものでございます。 (2)は令和3年第86号議決をいただいております本郷中学校南校舎大規模改造工事につきまして、契約価格を2億5,850万円から2億5,948万1,200円に変更したものでございます。 6ページの参考資料に変更理由、主な変更内容等が記載してございますので、御照覧いただきたいと思います。 以上で説明を終わります。 ○田中敏一議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○田中敏一議長 質疑なしと認め、以上で質疑を終わります。 これをもちまして報告を終わります。----------------------------------- ただいま、近藤修司議員ほか9名から、議案会第2号ロシアによるウクライナ軍事侵攻に対する政府対応に関する意見書が提出されました。 お諮りいたします。この際、これを日程に追加し、議題としたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○田中敏一議長 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。 直ちに本案を議題といたします。 事務局書記に本案の要旨を朗読させます。議事課長。 ◎前澤完一議事課長 (要旨朗読)     〔全文は以下のとおり〕議案会第2号   ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に対する政府対応に関する意見書 2月24日に始まったロシアによるウクライナへの軍事侵攻は、民間人を巻き込みながら大きく被害を広げており、ウクライナ出身の本市市民もとても心を痛め、不安な日々を送っております。 軍事侵攻に先立つウクライナ東部の一方的な独立国家承認などロシアによる一連の行為はウクライナの領土と主権を侵害し、紛争の平和的解決を義務付ける国際法に違反するものであり、世界からの非難は避けられないものです。 他方、今回の軍事侵攻により、これまでの原油価格の上昇に加え、日本国内の経済活動に対しても様々な影響が懸念されるところです。またウクライナとロシアは世界の小麦輸出量のおよそ4分の1を占めており、食品価格への影響も十分に考えられます。 このように国際秩序の安定を壊す今回のロシアの軍事侵攻に対しては、ウクライナ国民並びに在留邦人の生命・財産・人権の保障とともに政治・経済的混乱の世界的な波及を防ぎ、国際社会の迅速かつ緊密な対話により地域の平和と安定の早期回復が求められています。 よって、国におかれましては、こうしたことを鑑み、次の事項について対策を講じられるよう要望します。                 記 1 国際社会の安定を取り戻すべく、事態打開に向けた外交的な取組を進めること 1 ロシアの軍事侵攻が及ぼす、国民生活や企業活動への悪影響を最小限に抑えるための対策を講ずること 1 在日ウクライナ人の精神的不安を軽減するためにも、ウクライナに対する人道支援についても施策を講ずること 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  令和4年3月29日                              豊橋市議会衆議院議長 +参議院議長 |内閣総理大臣|外務大臣  |あて財務大臣  |経済産業大臣|防衛大臣  + ○田中敏一議長 お諮りいたします。ただいま議題となっております本案については、会議規則第36条第3項の規定により、提案理由の説明を省略したいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○田中敏一議長 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○田中敏一議長 質疑なしと認め、以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております本案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○田中敏一議長 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○田中敏一議長 討論なしと認め、以上で討論を終わります。 これより採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○田中敏一議長 御異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- 以上で、本定例会に付議された事件の審議は、全て終了いたしました。----------------------------------- 閉会に当たり、御挨拶を申し上げます。 今定例会は、去る2月28日に開会し、以来、本日までの30日間にわたり、皆様方の格別な御理解と御協力を賜り、無事閉会の運びとなりました。ここに、心から感謝を申し上げる次第であります。大変お疲れさまでした。 そして、3月をもって退職される多くの職員の皆様方には、長年市政の進展に御尽力された業績に対し心から感謝申し上げるとともに、今後も健康に留意され、さらなる御活躍をお祈り申し上げます。----------------------------------- これをもちまして、令和4年3月豊橋市議会定例会を閉会いたします。     午後3時24分閉会 以上のとおり会議の次第を記録し、これを証するため署名する。  豊橋市議会議長     田中敏一  豊橋市議会副議長    向坂秀之  豊橋市議会議員     梅田早苗  豊橋市議会議員     沢田都史子...